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フィルムスケッチ

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こんにちは〜!

今回はフィルム制作のraw materialについてです。アイデア段階で作る映像素材。試作とも言えるし、そのまま本作として成立することもあったり。設計図みたいな感じもするし、思い描いているアイデアにアプローチしつつ、色々試すファーストプロセス。基礎素材となるスケッチにあたるのかな、と思ってます。。。

スケッチと聞くと絵画を思い浮かべる人も多いかと思うけど、タイトルにあるフィルムスケッチは、そのフィルムバージョン。ロンドン留学当時はカムコーダー(ビデオテープカメラ)が手軽になってきた時(アナログテープ晩年)で、学校で毎日のようにカメラをレンタルしては、あちこち気になったら片っ端から撮ってました。それをvideo sketchと呼んでいた、、、けど、今思うと、自分語なのかも笑。

そして今回8ミリフィルムカメラを使うのは10数年ぶり!機材の保存状態が決して良いとは言えず、、、一部自分で修理しました。機種はCHINONとminoltaの2台。フィルムはkodak 50D。カメラに電源が通ることとフィルム送りは確認できたけど、実際に撮れるかはわからない。まずはカメラテストを簡素にするんだけど、せっかく撮るならフィルム代も現像代もかかるんだし、次作の準備に、願わくばそのままこの素材を活かせればと撮影開始。

見ての通り8ミリフィルムはカートリッジに入ってて、撮影途中のカメラ交換も楽ちん。そこで2台のカメラをフィルム1本でテスト。実はもう1台手のひらサイズのカメラがあるんだけど、いろいろメンテナンスが必要そうで今回はパスしました。片手で持ったまま撮影できるからスケーターとかの映像でたまに見かけるタイプ。またどこかで紹介できれば。

さてスケッチとは言え、あれこれやりたい事を考えつつ、なかなか撮影が進まず。。。結局2か月ちょっとかかって1巻(50ft)を撮影。使用したカメラは2台とも24フレーム/秒設定なので、時間にしておおよそ2分30秒。現像に出して1週間ほどで戻ってきました。映像はデジタルフォーマット、ダウンロード。写っているのか?いないのか?久しぶりの8ミリフィルムにドキドキワクワク。さあ〜いよいよ再生です。楽しみ〜!!

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